雅樹は学校にも行かず、資産家の親の金を勝手に使い女遊びに明け暮れていた。そして、父・源五郎から勘当を言い渡されるが「一人でもいいから、自分の支配する人間を連れて来い。そうすれば、考え直してやる」と告げられる。条件は学校にきちんと通いながらで、金にものを言わせるのは禁止。現金のかわりに手渡されたのは、父・源五郎に多額の借金をしていることを示す四枚の借用書。「コレを利用すりゃ、人間の一人や二人支配するのはワケないぜ!それに…世の中ってのは都合よく出来てやがる。この借金の負債者の娘たちが俺様の通う学園の連中ときたもんだ。そいつらを調○して俺の従僕にしてしまえば万事解決!学校へも行く気が起きるってもんだ。…さて、どんな手を使うかな…」ヤル気満々な雅樹に、メイドの理子は「遊んでばかりいたご主人様が学校に行く気になって…」と的はずれな感動をしている。